Flutter SDK - グローバルプロパティの設定

ドキュメント

グローバルプロパティの設定

Singular SDKでは、アプリから送信されるセッションやイベントごとにSingularサーバーに送信するカスタムプロパティを定義することができます。これらのプロパティは、ユーザー、アプリのモードやステータスなど、必要な情報を表すことができます。これらのプロパティを設定すると、レポートのディメンションとして利用できるようになり、データを分解するために使用できます。

例えば、ゲームアプリがある場合、"Level "というプロパティを定義し、初期値として "0 "を設定することができます。アプリから送信されるすべてのセッションとイベントは、"Level":"0".ユーザがレベルアップしたら、プロパティを "1 "にリセットします。すると、セッション数、イベント数、収益データなどのレポートをユーザーレベル別に取得することができます。

  • グローバル・プロパティは5つまで定義できます。
  • これらのプロパティは、あなたが設定を解除するか、ユーザーがアプリをアンインストールするまで、アプリの実行中(あなたが与えた最新の値で)持続します。
  • 各プロパティ名と値の長さは200文字までです。これより長いプロパティ名や値を渡すと、200文字に切り詰められます。
  • グローバル・プロパティにはアクセス可能で、ユーザレベルのエクスポートと ポストバックで使用できます。将来的には、集計レポートのサポートが追加される予定です。ご質問がある場合や、グローバルプロパティサポートのアップデートに興味がある場合は、Singularカスタマーサクセスマネージャーにお知らせください!

実装

SingularConfig によるグローバルプロパティの設定

アプリを開いたときにグローバルプロパティが既にわかっている場合は withGlobalPropertyメソッドを使用して、SDKを初期化する前にSingularConfig

グローバルプロパティとその値はアプリの実行間で持続するため、設定するプロパティはすでに別の値に設定されている可能性があることに注意してください。overrideExisting パラメータを使用して、既存のプロパティを新しい値で上書きするかどうかをSDKに指示します。


初期化後のグローバルプロパティの設定

アプリの実行中いつでもグローバル・プロパティを設定、解除、取得するには、以下のメソッドを使用します。

  • グローバル・プロパティを設定するには、setGlobalPropertyメソッドを使用します。
  • グローバル・プロパティの設定を解除するには、unsetGlobalPropertyメソッドを使用します。
  • グローバル・プロパティを取得するには、getGlobalPropertiesメソッドを使用します。
  • グローバル・プロパティを消去するには、clearGlobalPropertiesメソッドを使用します。